クラシック音楽を楽しむための情報を集めたポータルサイト。クラシック音楽基礎知識。クラシック音楽の楽器。クラシック音楽最新ニュース。クラシック音楽演奏家リンク。コンサートの楽しみ方等々。
クラシック音楽情報
 TOP>クラシック音楽の楽器>コントラバス
クラシック音楽の豆知識
コンサートの楽しみ方
オーケストラを聴こう
クラシック音楽の楽器
クラシック音楽の仕事

クラシック音楽用語集

クラシック演奏家リンク
クラシック関連リンク
クラシック音楽の楽器 コントラバス

入門者のためのコントラバス教本 【DVD付】






オーケストラの楽器 コントラバス

チェロはヴァイオリンを大型化させたヴァイオリン属の楽器であるのに対して、コントラバスはヴィオラ・ダ・ガンバの最低音域楽器である「ヴィオローネ」という楽器が直接の先祖になります。ヴィオローネは16世紀に生まれ、18世紀頃まで用いられていました。

オーケストラの中ではコントラバスと呼ばれますが、クラシック以外では吹奏楽、ジャズ、カントリー、マンドリンオーケストラ、フォーク等、その存在はかかせないものになっています。名称もダブルベース、ウッドベース、弦バス、ストリングベースと様々な名前で呼ばれています。

調弦は他の弦楽器は5度ですが、コントラバスの弦は上からG、D、A、E、と四度間隔で調弦されています(ギターの低い方の4本と同じ)。現代ではさらに低いC線を追加した5弦バスもオーケストラでは用いられます。

弓には2つのタイプがあり、ヴァイオリンと同じように順手で持つフレンチ式(ボッテシーニ式)と、手のひらを上に向けて持つジャーマン式(ドラゴネッティ式)があります。日本ではジャーマン式が一般的です。弓はバイオリン、ヴィオラ、チェロの場合はほとんどが白毛の馬ですが、コントラバスの場合は黒毛や栗毛を用いることもあります。

コントラバスは、楽譜に書かれているよりも1オクターブ低い音が出ます。音色は弦長が長いため、余韻が長くハーモニックスも大変豊かです。近接した音型や細かく速いパッセージには向いていませんが、ピチカートや長い持続音では豊かで充実した響きが得られ、合奏全体が包まれるような素晴らしい効果が上がります。




コントラバスの活躍する名曲

サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より「象」
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」
クーセヴィツキー:コントラバス協奏曲 嬰へ短調
プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」より「ロマンス」
マーラー:交響曲第1番「巨人」より第3楽章
ボッテシーニ:協奏曲第1番




 




クラシック音楽情報 We love classic
 メールはこちらからサイトマップもっと知りたいクラシックザ・オーケストラ管理人のことリンク
Copyright (C) 2007 All Rights Reserved