“Livespire"で観る世界各地の有名オペラハウス、バレエ団から選りすぐりのクラシック作品です。2010年~11年上演の最新作も含め、全8作品が「ワールドクラシック@シネマ」のスクリーンに!!
“Livespire”とは
“Livespire”とは、ソニー株式会社が、ミュージカル・演劇などの舞台芸術、音楽コンサートやスポーツイベントなどをデジタル映像化し、作品・イベントの権利所有者と共同で全国の映画館に向けて、デジタルライブコンテンツの製作・配給を行うサービスです。
オペラ
■カルメン(ミラノ・スカラ座)
真のセレブにのみ許されたシーズン開幕公演を!
歌劇「カルメン」は作曲家ビゼー(1838 ~1875)最後の作品。メリメの原作を風味豊かに音楽化した傑作です。世界中のセレブが集うミラノ・スカラ座のシーズン初日に収録されました。ドン・ホセを歌うカウフマンはいま世界が注目するテノール。カルメンには1984年グルジア生まれのラチヴェリシュヴィリを抜擢。巨匠バレンボイムがタクトを取り、スカラ座のアンサンブルを見事に統率して喝采を浴びました。
指揮 ダニエル・バレンボイム
出演 ヨナス・カウフマン、アーウィン・シュロット、アニタ・ラチヴェリシュヴィリ、アドリアーナ・ダマート
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■ばらの騎士(バーデン・バーデン祝祭劇場)
スター歌手が終結!冬の音楽祭開幕作品
バーデン・バーデンは南西ドイツの温泉地として有名な街。この「ばらの騎士」(作曲:リヒャルト・シュトラウス)は、いまやドイツを代表する指揮者となったティーレマンがミュンヘン・フィルを率いて演奏。ルネ・フレミング、ゾフィー・コッホ、ディアナ・ダムラウという強力な女性歌手陣を揃え、カウフマンもイタリア人歌手役で登場するなど、話題を呼びました。
指揮 クリスティアン・ティーレマン
出演 ルネ・フレミング、フランツ・ハヴラタ、ゾフィー・コッホ、ディアナ・ダムラウ
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■シモン・ボッカネグラ(ミラノ・スカラ座)
世界を魅了するプラシド・ドミンゴ復帰作
2010年4月26日、ミラノ・スカラ座は興奮に包まれていました。それは癌と闘っていた世紀の歌手ドミンゴが、この上演で復帰したから。約14分もの拍手を受けるという熱狂的な歓迎!作品はイタリアを代表するオペラ作曲家ヴェルディの中期の傑作。主役のシモン・ボッカネグラはバリトンの役ですが、もともとバリトンから出発したドミンゴのこと、堂々とこの大役を歌い切りました。
指揮 ダニエル・バレンボイム
出演 プラシド・ドミンゴ、フルッチョ・フルラネット、アニヤ・ハルテロス、ファビオ・サルトーリ
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■ドン・ジョヴァンニ(グラインドボーン音楽祭)
芸術性と革新性に定評あり!いま旬の歌手が出演
イギリスの音楽祭の中で、最もステータスが高く、最もチケットが取りにくい音楽祭。毎夏多くの観客が、ロンドンから車や電車で訪れています。この2010年7月の「ドン・ジョヴァンニ」は、ユロフスキの指揮、ジョナサン・ケントの演出、そしてジェラルド・フィンリーの歌うドン・ジョヴァンニが話題を集めました。オーケストラは古楽系のエンライトゥンメント管弦楽団が参加。
指揮 ウラディーミル・ユロフスキ
演出 ジョナサン・ケント
出演 ジェラルド・フィンリー、ルカ・ピサローニ、アンナ・サムイル
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バレエ
■ロミオとジュリエット
世界のプリマ吉田都のロイヤルでのラストステージ
英国で最も人気のあるのがロイヤル・バレエ(コヴェント・ガーデンにある歌劇場を本拠地とする)の日本公演。そこで上演された「ロメオとジュリエット」(音楽:プロコフィエフ)はケネス・マクミラン版として定評のあるプロダクションで、しかもこのバレエ団で長くプリンシパルを務めた吉田都がロイヤルとの最後の共演としてジュリエットを、マックレーがロミオを踊りました。
出演 吉田都、スティーヴン・マックレー
振付 ケネス・マクミラン
作曲 セルゲイ・プロコフィエフ
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■白鳥の湖
伝統息づく劇場の最新作!
ロシアの作曲家チャイコフスキーの3大バレエ曲のうち、最も親しまれている「白鳥の湖」。その初演は1877年、このボリショイ劇場でのことでした。今回上映されるのは、伝統を感じさせながらも常に革新を遂げている同バレエ団の2010年最新作です。さらに世界的に注目を集めるマリア・アレクサンドロワが主役を踊っています。作曲家の伝統も息づく劇場での上演に乞うご期待。
出演 マリア・アレクサンドロワ、ルスラン・スクヴァルツォフ、オリガ・スヴォローワ、ニコライ・ツィスカリーゼ
振付 ユーリー・グリゴローヴィチ
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■クラスコンサート/ジゼル
バレエ界のトップに君臨するボリショイ・バレエをその目で!
世界のバレエのトップに位置づけられるロシア・ボリショイ・バレエは、2010-11シーズンから、世界への映像発信を独自に始めると発表しました。そのひとつがこれ。「クラスコンサート」はバレエのクラスの模様を再現した作品で、次第に高度なテクニックとなっていくのが見所です。「ジゼル」はバレエの代表作で、世界中のバレエ・ファンを虜にした名作です。
クラスコンサート
作曲 アレクサンダー・グラズノフ、アナトリー・リャードフ、アントン・ルビンシテイン、ドゥミトリー・ショスタコーヴィチ
ジゼル
作曲 アドルフ・アダム
振付 パーヴェル・クリニチェフ
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■コッペリア
最も有名なバレエカンパニー、ついに日本のスクリーンへ!
「コッペリア」は1870年にパリ・オペラ座で初演された由緒ある名作で、ドリーブ作曲。この中のワルツはいまでもCMなどに使われている有名曲です。1996年にパトリス・バールが新たに振付を行なった版での上演になる予定で、初演以来の伝統の上に、新たな魅力を加えた作品となっています。ホフマンの「砂男」を元にした幻想的な物語が、華麗なるバレエと融合した傑作です。
作曲 レオ・ドリーブ
振付 パトリス・バール
指揮 コーエン・ケッセル
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■チケットについて
当日券:一般3,500円/学生・小人2,500円
全国共通前売鑑賞券(1回券)3,000円(税込)
上映予定映画館/各プレイガイド/チケットが買えるコンビニ
「ワールドクラシック@シネマ2011」で上映される8作品の、どれでも1作品をご鑑賞いただけます。
※一部の映画館では販売していません。
※コンビニ等でご購入の場合は、プレイガイドの共通台紙に印字されたチケットです。
◇チケットぴあ・サークルKサンクス【Pコード:462-428】
◇ローソン(Loppi端末)【Lコード:34542(関東)ほか】
◇セブン-イレブン
◇ファミリーマート/イープラス(すぐチケ対応)
◇CNプレイガイド am/pm
全国共通 4枚綴り前売鑑賞券 10,000円(税込)
上映予定映画館/各プレイガイド/チケットが買えるコンビニ(一部のみ)
公式HPはこちら
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