ビタミンDは、紫外線を浴びることにより体内で合成されます。余り日光に当たらない人や、冬場の日照量が少ない地域の人、スモッグの多い都会人などは、食物から摂取する必要があります。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、血中のリンを骨に沈着させる働きを持っていますので、不足すると血液中のカルシウムとリンの均衡が崩れて、骨の中のカルシウムが溶け、骨がもろくなり、くる病や骨そしょう症をもたらします。また、妊婦や成長盛りの子供、更年期以降の女性には欠かせないビタミンです。 ビタミンDが不足すると、体がだるく疲れやすくなる、肩こりや腰痛が起こりやすくなる、うつ的な状態が続く、歯や骨が弱くなるなどの兆候が表れます。ビタミンD欠乏症のくる病は、小児に多発します。重症のくる病では、骨だけでなく、筋肉組織、結合組織、じん帯系まで侵されます。