ドクダミは北海道から沖縄まで、全国いたるところに自生する多年草で、三千年の昔から利用されてきました。生育するところは、山や野原、空き地、道ばたなど、湿り気の多いところに、ごく普通に見られます。 十の薬効があることから「十薬」とも呼ばれています。正式名のジュウヤクより俗称のドクダミ(毒矯み)ドクダメ(毒溜め)が一般的になり、今日にいたっています。 現在では、ドクダミは厚生省によって認められており、日本薬局方に「ジュウヤク(十薬)」と記載されています。 ドクダミの効能
ドクダミの生の葉に含まれる特有の悪臭の成分デカノイルアセトアルデヒドには強い抗菌作用や抗かび作用があります。
生葉をすり込んで水虫の治療や腫れ物の吸い出しに使われます。また青汁にすると胃痛や十二指腸潰瘍にも効果があるといわれています。 乾燥させればこの臭気は消えるので、これを煎じて便秘の改善や利尿作用、高血圧の予防などに用いられます。また煎じた液を入浴剤として用いれば、あせもや湿疹にも効果があります。最近は化粧品、ドリンク剤などに使用されています。