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   演奏について

フレージングとアーティキュレーション

 コンクールなどの演奏で多く見受けられることですが、楽譜どおり演奏できていて、その上テクニックも申し分ないのに、なぜかもう一つ物足りなく感じる演奏が少なくありません。特に日本人の演奏にその傾向があるようです。

 その物足りなさには「フレージング」と「アーティキュレーション」が大きく係わっています。この「フレージング」や「アーティキュレーション」を、しっかり意識した演奏になると感情のこもった演奏ができるようになるようです。

 フレーズとは意味を持った音符のまとまりです。スラーにかこまれているのもフレーズですが、多くのフレーズは楽譜に書かれていないため、どこからどこまでをひとつのフレーズとして演奏するかは演奏者に任されます。これをフレージングといいます。

 フレージングは、上昇する旋律はクレッシェンドしていき、下降する旋律はディクレッシェンドする。最初の音は強めにし、最後の音を弱くする。などはフレージングの基本ですが、そういった演奏が自然にできないと、ドラマの台本の棒読みみたいな演奏になってしまい、聴き手には自分の演奏が伝わっていきません。

 次に「アーティキュレーション」ですが、音符にテヌートやスタッカート、アクセントやスラーなどといった表情記号で表されているのがアーティキュレーションです。「アーティキュレーション」は、フレージングが複数の音の表情をあらわすのに対して、一音の表情をあらわします。

 元N響のバイオリニストの鶴我裕子さんは著書「バイオリニストは目が赤い」の中で、演奏を生かすも殺すも、アーティキュレーションしだいであると言っています。 楽譜は台本みたいなもので、どう読んで、どう聴かせるかが、演奏家のセンスの見せどころである。つまり、オーケストラのリハーサルは、有名な曲になればなるほど、指揮者と演奏者とのアーティキュレーションの確認作業にしぼられるのだそうです。

 天才といわれる演奏家はアーティキュレーションの可能性を無尽蔵に引き出せるようで、一日中この手もあるあの手もある・・・と、同じ曲を様々に楽しく練習できるとか・・・。









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