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   演奏について

首席奏者について

 首席奏者とは各楽器のパート・リーダーのことです。オーケストラの木管楽器や金管楽器には、各セクションに3名〜4名の奏者がいますが、通常首席奏者は1番パートを担当しながら、まとめ役としての役割を担います。

 またその楽器のソロ部分があれば首席奏者が演奏します。このことから首席奏者はソリストとしての実力をもっていなければばらないといえます。(オーケストラによってはソロ首席がいる場合もあります)


 首席奏者は募集段階で一般の奏者(テュッティ)とは分けて募集するのが一般的です。特に外国のオーケストラですと、各セクションの首席奏者、2番奏者、2番奏者等、弦楽器ではプルトを指定して募集を行います。

 主席奏者になるには、主席奏者として入団した以外では、最初はオーディションで入団し、数年たつうちに他団員たちからの信頼を得たり、前任首席の辞職などの理由により、一般団員や次席から首席に昇格することもありますし、また他楽団からヘッドハンティングされて最初から首席として迎えられることもあります。


 首席奏者は優秀なテクニックと芸術的音楽性を兼ね備えており、さらに本番に強く、たいへんなプレッシャーにも負けず、ミスをすることのない奏者が選ばれます。また指揮者のさまざまな要望に応え、演奏できるテクニックとその中で自分の音楽も生かすという高度な音楽性が要求されます。

 第一ヴァイオリン奏者の首席奏者はコンサートマスターになりますが、たまにコンサートマスターは別に置かれる場合もあります。首席奏者はボーイング(弓の上げ下げ)を決めたり、チューニングや曲によってはソロを弾いたり、指揮者の考えや音楽的な指示を素早く団員に伝えたりとその責任は重要です。コンサート・マスターは音楽監督や運営責任者が独自に招聘してくることが多いようです。



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