「大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス」の専属管弦楽団として、1988年4月に組織された。定期演奏会は2014年10月で第51回を数える。ザ・カレッジ・オペラハウス主催公演である20世紀オペラの管弦楽を担当。また発足当初より学生の研究、学習をサポート。学外では1999年ザ・カレッジ・オペラハウスの引っ越し公演として、東京文化会館と滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールにおいて黛敏郎「金閣寺」を上演、全国的な評価を受けた。2000年第20回音楽クリティック・クラブ賞を受賞。2005年9月新国立劇場における「地域招聘公演」第1回として松村禎三「沈黙」を上演、大きな反響と話題を呼んだ。2005年10月ザ・カレッジ・オペラハウスでの「沈黙」、2011年10月の20世紀オペラ・シリーズ、B.ブリテン「ねじの回転」の公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。2013年同シリーズ、B.ブリテン「ピーター・グライムズ」公演は、第22回三菱UFJ信託音楽賞を受賞し、1997年、黛敏郎「金閣寺」公演における第6回三菱信託音楽賞受賞に続く快挙を果たした。さらに2014年10月の同シリーズ、鈴木英明「鬼娘恋首引」・B.ブリテン「Curlew
River」は狂言と能を題材にした公演が高く評価され、3度目の文化庁芸術祭大賞を受賞。名誉指揮者に飯森範親、山下一史、チャン・ユンスン、正指揮者に大勝秀也、牧村邦彦を擁している。公益社団法人日本オーケストラ連盟準会員。
(ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団HPより)
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