現在、日本オーケストラ連盟に加盟のプロオーケストラは全部で25団体あります。本拠地は札幌、仙台、山形、高崎、横浜、金沢、京都、兵庫、広島、福岡にそれぞれ1つずつ、東京に8つ、名古屋に2つ、大阪に5つあります。ここでは各オーケストラの活動状況をさまざまな側面から数字データで比べてみました。
データは社団法人日本オーケストラ連盟HPより
(2016年4月1日〜2017年3月31日実績)
団員数が多いオーケストラ
やはり、2001年に新星日本交響楽団と合併した東京フィルハーモニー交響楽団がダントツ一番です。
1.東京フィルハーモニー交響楽団 127名
2.NHK交響楽団 113名
3.東京交響楽団 90名
4.新日本フィルハーモニー交響楽団 89名
4.読売日本交響楽団 89名
公演回数の多いオーケストラ
ここでの公演数は定期公演と依頼公演、海外公演などすべての公演をふくんでいます。(1年間の合計数。但し、アンサンブル、小編成の公演は除きます)
1.東京フィルハーモニー交響楽団 343公演
2.東京都交響楽団 156公演
2.日本フィルハーモニー交響楽団 156公演
4.新日本フィルハーモニー交響楽団 149公演
5.群馬交響楽団 139公演
定期会員数の多いオーケストラ
定期会員数は定期会員および、その他のシリーズ会員数も含んでいます。
1.NHK交響楽団 9,396名
2.読売日本交響楽団 8,276名
3.東京フィルハーモニー交響楽団 5,321名
4.兵庫芸術文化センター管弦楽団 4,757名
5.東京都交響楽団 4717名
自主公演が多いオーケストラ
自主公演とは、定期演奏会とその他の自主公演です。チケットの販売の良し悪しがそのまま収益に影響します。
1.群馬交響楽団 114公演
2.日本フィルハーモニー交響楽団 99公演
3.山形交響楽団 97公演
4.兵庫芸術文化センター管弦楽団 87公演
5.NHK交響楽団 74公演
入場者数が多いオーケストラ
定期公演、その他の公演を含んだ入場者数の総計です。
1.東京フィルハーモニー交響楽団 673,420人
2.東京交響楽団 211,921人
3.新日本フィルハーモニー交響楽団 209,685人
4.NHK交響楽団 202,223人
5.神奈川フィルハーモニー交響楽団 184,032人
楽員の平均年齢が高いオーケストラ
1.神奈川フィルハーモニー管弦楽団 50.0歳
2.九州交響楽団 49.0歳
3.東京フィルハーモニー交響楽団 48.2歳
4.仙台フィルハーモニー管弦楽団 47.8歳
5.オーケストラ・アンサンブル金沢 47.6歳
楽員の平均年齢が低いオーケストラ
1.兵庫芸術文化センター管弦楽団 31.0歳 2.東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 38.0歳
3.セントラル愛知交響楽団 41.0歳
4.東京交響楽団 42.9歳
5.名古屋フィルハーモニー交響楽団 43.4歳
創立年が古いオーケストラ
一番歴史のある東京フィルハーモニー交響楽団は、名古屋の「いとう呉服店」(現松坂屋)」が少年音楽隊を結成し、練習を開始したのが始まりです。
東京フィルハーモニー交響楽団 1911年
NHK交響楽団 1926年
群馬交響楽団 1945年
東京交響楽団 1946年
大阪フィルハーモニー交響楽団 1947年
事務局員の人数が多いオーケストラ
1.新日本フィルハーモニー交響楽団 33名
2.NHK交響楽団 27名
3.オーケストラ・アンサンブル金沢 25名
4.日本フィルハーモニー交響楽団 24名
4.東京交響楽団 24名
4.読売日本交響楽団 24名
4.神奈川フィルハーモニー管弦楽団 24名
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