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  世界の民族楽器


マリンバ

  

 マリンバは、打楽器の一種である。ピアノと同様の配列をした木製の鍵盤をマレットと呼ばれる、バチでたたいて演奏する。アフリカのバンツー語で、「リンバ」は木の棒を意味し、「マ」が多くの数を表す接頭語であるから、「マリンバ」は多数の木の棒から成る楽器をあらわす。

 アフリカで使われていたマリンバの中から主にひょうたんの共鳴体の付いたものがラテン・アメリカに伝えられ改良されてきた。現代のオーケストラ用マリンバの製造は1910年にアメリカ合衆国で始まっている。


 マリンバは同じ木琴の一種であるシロフォンと同様の構造であるが、その違いは大きさで、大きいマリンバはその分低音がカバーでき、音色もマリンバは柔らかいのに対し、シロフォンはカンという硬質な音を出すのが特徴。マリンバの音域は通常の4オクターブだが、近年5オクターブ半のものまである。

 マリンバはまたマレット(ばち)によっても音色を変えることができる。通常演奏される際は、マレットは2本〜4本で演奏されることが多い。しかし特殊な楽曲によっては6本を必要とする場合もある。マレットはゴムの玉に、絹や毛糸、木綿、革などをかぶせることで、硬い音や柔らかい音、澄んだ音、濁った音など様々な音色を出すことができる。









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