アメリカを代表する名門オーケストラとして、世界中の音楽ファンに愛されているフィラデルフィア管弦楽団。そこで活躍する演奏家たちの姿と、彼らの歴史、音楽との関わりを深く掘り下げる本格ドキュメンタリー作品。演奏家たちそれぞれの歴史の重みと、音楽にかける想いや美意識が映像化され、それぞれの「音楽」の根本にある「人生」を描き出した傑作ドキュメンタリー映画。（監督・制作：ダニエル・アンカー、上映時間　90分）

♪収録曲目
Ｊ．Ｓ．バッハ：「無伴奏チェロ組曲第１番」よりアルマンド
ベートーヴェン：交響曲第３番「英雄」より第３楽章
ストラヴィンスキー：春の祭典
フランソワ・ラバト：スペイン頌歌
ローランド・モラレス＝マトス：リトル･ルンバ
チャーリー・パーカー：ブルース・フォー・アリス
他
「指揮：ウォルフガング・サヴァリッシュ ほか」

■フィラデルフィア管弦楽団
１９００年創立。指揮者レオポルト・ストコフスキーが音楽監督時代の１９３７年、映画史上の残る名作「オーケストラの少女」でオーケストラとして始めて映画に出演。続く１９３７年にディズニーアニメ映画「ファンタジア」の音楽を演奏し、世界中にその実力を知らしめた。“華麗なるフィラデルフィア・サウンド”と世界的に評価の高い美しい音色。そのハーモニーは非常に高いレヴェルを維持している。

■監督・制作：ダニエル・アンカー
ハーバード大学で心理学と音楽学を学んだ。代表作の「イマジナリー・ウィットネス：ハリウッドとホロコースト」は世界で開催された４０以上の映画祭で上映され称賛された。ドキュメンタリー作品「スコッツボロ：アメリカの悲劇」でエミー賞受賞、アカデミー賞にノミネートされた。