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飛行機に楽器を持ち込む



国内外の移動が多い演奏家たちは、旅行好きにとってはうらやましい限りですが、常に楽器を携えなければならない演奏家にとっては、楽器を携帯しての移動はさまざまなトラブルもあるようです。オーケストラの演奏旅行等では専用の楽器車で運搬をするので安心ですが、それ以外では自分で運搬しなければなりません。例えば飛行機に乗る際にはチェロ以上の大きな楽器となるとタダでは持ち込ませてくれません。命の次に大切な楽器は荷物として預けるわけにはいきませんので、「機内持込手荷物」として機内に持ち込むことになります。

ちなみに全日本空輸(ANA)の規定によりますと、原則的にはチェロ、ギター類を機内に持ち込む場合には、楽器の分として本人の他に1席分、コントラバスは4席分の客席の確保が必要とのことです。当然楽器分の運賃もとられますが、国内線・国際線とも適用旅客運賃の50%になるそうです。コントラバスの4席分はかなりの負担になるため、全日本空輸ではコントラバス専用のハードケースを用意して貸し出ししており、「受託手荷物」として預ける人も多いとのこと。ただし、かなり混んでいるようで早めに予約が必要だそうです。

またチェロより小さな楽器類はソフトケースに入れ「機内持込」として持ち込み、荷物棚に載せますが、飛行機の機種によって荷物棚の形状などから入らない場合もあるため、奏者たちは自分の楽器を機内の荷物棚に入れられる機種を把握して、あえて機種を選んで乗ることもあるそうです。

なお日本航空では、チェロを機内に持ち込む際には楽器2席分の予約が必要で、楽器分の運賃の割引はないとのことです。またコントラバス専用ケースの用意もないとのことです。



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