ザ・オーケストラ  オーケストラの編成や楽器の種類、プロオーケストラ、アマチュアオーケストラ、指揮者、コンサートの楽しみ方、オーケストラを支える裏方の仕事まで、オーケストラの魅力がぎっしり詰まったサイト。 このサイトでオーケストラのすべてがわかる!
ザ・オーケストラ
ホームクラシックの素朴な疑問音楽の時代と様式 クラシックCDはこちら

オーケストラ コンテンツ
オーケストラの知識
オーケストラの楽器
日本のプロオーケストラ
世界のプロオーケストラ
コンサートを楽しむ
オーケストラ用語集
オーケストラの本
オーケストラ来日情報2007
オーケストラ来日情報2008
楽器別人相楽(アバター)
第九とっておき情報
交響曲のCD
管弦楽曲のCD
協奏曲のCD
交響曲スコア
管弦楽曲スコア
のだめカンタービレ
クラシック音楽コンテンツ
クラシックの素朴な疑問
世界の民族楽器
オーケストラ関連リンク
日本のプロオーケストラ
世界のプロオーケストラ
アマチュアオーケストラ
日本の指揮者
弦楽器奏者
管楽器奏者・打楽器奏者
音楽ホール(全国1257館)
音楽事務所
音楽大学・音楽学校
オーケストラ関連団体
芸術文化助成団体
日本各地の音楽祭
相互リンク
オーケストラの素朴な疑問


音楽の時代と様式



西洋クラシック音楽史の時代区分による年代になっています。

ルネサンス音楽  バロック音楽   古典派音楽
ロマン派音楽  近代音楽  現代音楽

ルネサンス音楽 (1400年頃〜1600年頃)

ルネサンス音楽とは、ヨーロッパにおいて、15世紀から16世紀のルネサンス期に作られた音楽の総称です。「ルネサンス音楽」という特別の音楽があるのではなく、ルネサンス時期に流行った音楽全般のことを指します。

その中心になったのは、ポリフォニー(複数の異なる動きの声部が協和しあって進行する音楽)による声楽と宗教曲です。この時期の音楽家は、ほとんどすべてが教会か宮廷に雇用されていました。彼らは教会の典礼や宮廷の行事、娯楽のための音楽を作曲し、演奏するための人員として雇われていました。古典期以降の作曲家のように作品それ自体を目的として作曲することはなく、ある特定の目的や依頼に応える形でつくられた曲がほとんどです。

ルネサンス音楽は、様式的に3つの時期に区分することができます。

初期ルネサンス(1420〜1480年頃)

ブルゴーニュ楽派(フランスのブルゴーニュ地方で活躍した)が活躍した時期。
代表的な作曲家に「ギョーム・デュファイ」がいる。ブルゴーニュ宮廷に使えて活躍し、宗教曲から世俗曲まで多くの作品を残す。

中期ルネサンス(1480〜1530年頃)

フランドル楽派(北フランスやベルギー出身者)が活躍した時期。
ポリフォニー様式が完成された。
代表的な作曲家に15世紀最大の作曲家といわれる「ジョスカン・デ・プレ」がいます。対位法を取り入れたミサ曲、モテット、シャンソン等の作品があり「音楽の父」とも呼ばれている。

後期ルネサンス(1530〜1600年頃)

ルネサンスの円熟期。
代表的な作曲家には作曲家、理論家として今日の和声学のもとを作ったといわれる「ザルリーノ」やルネサンス音楽の伝統的なポリフォニーを最高のものに仕上げた作曲家「パレストリーナ」が活躍した。




バロック音楽 (1600年頃〜1750年)

バロック音楽とは、ルネサンス期が終了する1600年頃からバッハが亡くなる1750年頃までの時代をバロック時代と呼び、この時代に活躍した作曲家、ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル、ヨハン・セバスティアン・バッハ、ゲオルク・フィリップ・テレマン、ジャン=フィリップ・ラモー、フランソワ・クープラン、アントニオ・ヴィヴァルディに代表されるヨーロッパ音楽をバロック音楽といいます。

「バロック」という名前は、当時はバロック絵画が描かれ美術史における「バロック時代」であることからその名が付きました。「バロック」はポルトガル語で「歪んだ真珠」を意味していますが、バロック時代のバロック音楽を、彫刻や絵画等と同じように、装飾過ぎる傾向をあざ笑い、バロックと呼ばれるようになったといわれています。

バロック以前の音楽の主流は声楽でしたが、バロック時代に入ると楽器の性能が向上したこともあり、楽器による音楽が盛んになり器楽曲が重要なジャンルになりました。当時の代表的な楽器としてはリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ、リュートなどがあります。この時代には多くの楽器が発明され、従来の楽器にもさまざまな工夫や改良が加えられました。また、不完全ながらもオーケストラが活動を始めた時代でもあります。17世紀半ば以降は、協奏曲が器楽曲のジャンルの中で重要な位置を占めるようになりました。また、このバロック時代には、名器として名高いストラディヴァリのヴァイオリンが生み出され、ピアノが発明されました。

バロック時代の音楽は、スポンサーである王侯貴族や教会の意向に沿って作曲されているため、大規模で豪華絢爛、感情の起伏も激しく劇的な作風になっているものが多く、そして曲全体を低音声部が一貫して流れているという、通奏低音の響きを持っていることがバロック音楽の特徴です。バロック時代は、ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル、ヨハン・セバスティアン・バッハ、ゲオルク・フィリップ・テレマンの3大巨匠によって最盛期を迎えます。18世紀後半からは、ハイドンらによってバロック音楽が刷新され、クラシック音楽の本格的な幕開けとなった古典派音楽へと続きます。




古典派音楽  (1750年〜1827年)

古典派音楽は、クラシック音楽の歴史において、巨匠バッハの死(1750年)からベートーヴェンの死(1827年)までを古典派時代と総称して、古典派時代の音楽を古典派音楽と呼んでいます。18世紀後半を中心とする、古典派時代には、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、フランツ・ペーター・シューベルトなどの音楽家達が活躍しました。

当時はオーストリアとドイツを統治していたローマ帝国の都ウィーンは、最も豊かで優雅な都市であったため、多くの音楽家たちが職を求めて訪れていました。特に、宮廷楽長のポストや雇い主の候を得ることは、音楽活動を続けていく上で大変重要なことでした。そのため古典派音楽の代表的な音楽家はウィーンで活躍し、そのことによりウィーン古典派とも呼ばれています。

バロック時代から古典派時代に移る時期は、音楽家の世代交代が如実に見られ、多くのバロック音楽家たちは、時代遅れと評価されるようになってしまいました。古典派時代はバロック音楽の特徴であった通奏低音がなくなり、バロック以前の音楽だったポリフォニー(多声音楽)からホモフォニー(和声音楽)に変わりました。そして、古典派以降の交響曲や管弦楽曲の基礎が作られ、多くの交響曲や協奏曲、弦楽四重奏曲などの作品が生み出されました。

さらに、古典派音楽の業績として特筆すべきこととして、ソナタ形式が確立され、交響曲や協奏曲などが数多く作られた時代であり、チェンバロに代わるピアノ(ハンマークラビーア)が登場したことにより、これまでよりもはるかに豊かな音量で微細な表現を演奏することが可能になったことです。




ロマン派音楽 (1827年〜1920年頃)

ロマン派時代は音楽史では1827年のベートーヴェンの死から1920年頃までの約100年間を指しています。ロマン派音楽は、ロマン主義の精神によって古典派音楽を発展させていった19世紀のヨーロッパを中心とする音楽を指します。バロック音楽や古典派音楽は後世の人々によって名付けられたのですが、ロマン派音楽は、当時の音楽家みずからが自分たちの主義を主張するため自主的にロマン派と名乗っていました。

ロマン派音楽の特徴は、古典派で培われたホモフォニー(和声音楽)がこの時代で円熟し、作曲技法や書法が発展の極みに達し、その様相は多岐にわたって複雑化していきました。ロマン派音楽は、1世紀あまりの間にあまりに多くの表現手法が多様化されることから、音楽史では19世紀の半ばを区切りとして前期ロマン派と後期ロマン派に分けられています。

【前期ロマン派】

前期ロマン派音楽の特徴は、それまで宮廷や教会の専属であった音楽家たちが、独立して、自由な制約のない芸術家になろうとしたことです。また音楽に文学的な要素を取り込んだことは、前期ロマン派音楽の大きな特徴です。

ロマン派前期の先駆者は古典派音楽の最後を飾ったベートーヴェンとシューベルトです。ベートーヴェンが自分の作品、交響曲第6番ヘ長調に「田園」と命名したことから、器楽曲に標題をつけることが盛んになり、ロマン派の時代から「標題音楽」が誕生しました。

代表的な作曲家としては「魔弾の射手」によってドイツオペラを確立したウェーバー。交響曲における標題音楽を確立させたベルリオーズ。交響曲を作曲したメンデルスゾーンやシューマン。ピアノの詩人と呼ばれたショパンなどがいます。

【後期ロマン派】

後期ロマン派音楽は、主にドイツで発展し、さまざまなスタイルが共存しました。代表的な作曲家としては、交響詩を開拓したフランツ・リスト、大規模な管弦楽曲やオペラなどを作曲したリヒャルト・ワーグナー、ワルツ一家で有名なシュトラウス家のヨハン・シュトラウス2世。またヨハネス・ブラームス、アントン・ブルックナー、グスタフ・マーラーは進歩的な音楽とは反対に、古典派音楽の方向性を重んじながらもロマン的な表現を追及して新古典派と呼ばれています。

19世紀後半になると、さまざまな国で民族音楽や民族詩と結びついた民族様式(国民楽派と呼ばれた)が登場しています。ロシアではグリンカにより基礎が作られ、ロシア五人組(ボロディン、キュイ、バラキレフ、ムソルグスキー、コルサコフ)が活躍しました。またモスクワでチャイコフスキーが、ボヘミアでスメタナやドヴォルザークが、ノルウェーでグリーク、フィンランドではシベリウスが国民楽派として活躍しました。




近代音楽 (1920年頃〜1918年)

近代音楽は、クラシック音楽史において、おおよそ20世紀初頭の頃から第一次世界大戦の終わり頃までの音楽を指しています。音楽的には19世紀全般を支配したロマン派音楽の主情主義が飽和状態になり、20世紀的な感覚的表現へと移る過渡期の音楽になります。

近代音楽は、フランスのドビュッシーの始めた印象主義から出発します。印象主義の音楽は、印象派文学や印象派絵画と共通の地盤に立っており、主観を排して外界の印象や微妙な雰囲気を感覚的に捉えています。

この時代の代表的作曲家としては、さまざまな近代的手法を考案したドイツのリヒャルト・シュトラウス、ロマン主義を完全に否定したオーストリアのシェーンベルク、ロシアのストラヴィンスキーやスクリャービン、ハンガリーのバルトーク、イタリアにおける声楽中心の傾向を打破したレスピーギ、チェコのヤナチェク、ポーランドのシマノフスキーがいます。



現代音楽 (1919年〜)

現代音楽は西洋クラシック音楽史では第一次世界大戦以降の音楽を指しています。ただし他の時代の西洋音楽史の区分のように、様式によって区分されたものではなく、現代音楽は調性をはじめとする従来の音楽様式を否定した前衛音楽としての形式を指しています。現代音楽にはクラシック以外のジャンルにも現代音楽と見なされるような、またそれに付随した音楽もありますが、ここではポップス、ジャズ、ロックなど現代の音楽全般を指す言葉とは区別しています。

代表的な作曲家としては画期的な前衛作曲家として名高いアメリカ生まれのジョン・ケージ、ドイツの現代音楽作曲家シュトックハウゼン、フランスの作曲家・指揮者ピエール・ブーレーズ、 日本を代表する作曲家、武満徹、ドイツ・ユダヤ系の作曲家シュニトケなどが知られています。 

オーケストラの知識オーケストラの楽器もっと知りたいクラシック| クラシックの素朴な疑問
  メールはこちらからサイトマップザ・オーケストラ管理人のこと 
Copyright (C) 2007 ザ・オーケストラ All Rights Reserved.