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    クラシックの素朴な疑問


オーケストラの拍手は足?



 オーケストラの演奏会で、演奏が終わったあと、オーケストラのメンバーが足で床をドンドンと踏み鳴らすことがよくあります。時にはかなり大きな音で地響きのように感じることがありますので、初めての方はびっくりすることもあるようです。

 実は、この足で床をドンドンと踏み鳴らす行為は、オーケストラプレイヤーの拍手です。演奏が終わって、指揮者やソリストに対しての讃美です。オーケストラプレイヤーは手に楽器を持っていますから、手で拍手をする訳にはいきません。ですが是非とも拍手を贈りたい…。そこでやむなく足でバタバタやって、拍手的な音を贈っているというわけです。

 弦楽器奏者の場合は、弓で譜面台をトントンと叩きます。この足で床をドンドンと踏み鳴らす行為や、弓で譜面台を叩くのも、オーケストラのメンバーの演奏の評価となっているとも言えます。例えば、弦も管も全員がやるわけではなくパラパラといった感じの時・・・。これは単なるパフォーマンスで申し訳程度。つまり、あまり評価していないときです。次に全員が大きく譜面台を叩く、足を鳴らすときは好評で、また来てほしいと思う表れです。 またまれに、オーケストラ全員が楽器を置いて本気で拍手といったこともあります。これなどはもうオーケストラ全員が感動したということでしょう。

 また、面白いのは、管楽器奏者には、曲の中で難しいソロを上手く吹ききったとき周りのプレイヤーが足で床をスリスリとこすって賛辞を贈ることがあるそうです。もちろんこれなどは、曲の最中なのでわからないようにこっそりやらなくてななりませんが・・・。時には足元にも注意をしてみては。


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