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オーストリア出身のイギリスの音楽家。ヴァイオリンの神童として少年時代を過ごす。ウィーン音楽院でフランツ・サモヒルに師事し、17歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。22歳までにコンサートマスターに抜擢され、異例の昇進を果たす。その後11年にわたってその任務に就き、その間にウェラー弦楽四重奏団を結成した。ヨーゼフ・クリップスに指揮を師事し、1969年にウィーン国立歌劇場の指揮者として活動を開始する。その後デュースブルクに転出。1977年にイギリスに移り、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の首席指揮者を歴任する。代表盤にプロコフィエフの交響曲全集などがある。
ベルギー国立管弦楽団は、ベルギーのブリュッセルを本拠として活動している、同国を代表するオーケストラの一つ。1832年にベルギー王立音楽院管弦楽団として発足。1931年にデジレ・デフォーによりブリュッセル交響楽団として改組され、1936年にベルギー芸術院の管轄となり国営オーケストラとなり、政府から助成金を受けている。例年9月から翌年7月にかけて70回の定期演奏会をベルギー内外で行っている。19世紀から20世紀の音楽を専門としているが、映画音楽の演奏でも活躍している。エリザベート王妃国際音楽コンクールの最終選考において、ギルバート・ヴァルガの指揮で伴奏をすることでも有名。音楽監督は2007よりワルター・ウェラーが務めている。