ハンブルク・フィルハーモニカーは、ドイツ・ハンブルクに本拠を置くオーケストラである。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団ともいう。ハンブルク州立歌劇場の座付きオーケストラでもある。2005年までハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団と称していた。
1934年に、ハンブルク市立劇場とハンブルク・フィルハーモニー演奏協会のオーケストラが合併して発足。歴代の指揮者はオイゲン・ヨッフム、ヨーゼフ・カイルベルト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン、アルド・チェッカート、ハンス・ツェンダー、ゲルト・アルブレヒト、インゴ・メッツマッハーらが務め、2005年から現在までシモーネ・ヤングがハンブルク州立歌劇場総支配人とハンブルク・フィルハーモニカー音楽総監督を務めている。また名誉指揮者として、ヴォルフガング・サヴァリッシュを擁している。
主なレコーディングは、カイルベルトとのベートーヴェン・ブラームス交響曲シリーズ、メッツマッハーとのベルクの歌劇『ヴォツェック』などがあり、最近ではヤングとのブルックナー交響曲シリーズがある。
|