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サカリ・オラモ (2003年〜) Sakari Oramo
サカリ・オラモは、1965年フィンランドに生まれる。シベリウス音楽院でヴァイオリンを学び、17歳でアヴァンティ室内管弦楽団の創設に参加する。その後、フィンランド放送交響楽団のコンサートマスターを務める。1993年、代役として指揮台に立ったフィンランド放送交響楽団の演奏会の成功により、同交響楽団の正指揮者の1人となる。1999年バーミンガム市交響楽団の首席指揮者として1年間大きな活躍をしたサカリ・オラモは、同交響楽団の音楽監督に任命される。さらに同年9月にはフィンランド放送交響楽団の首席指揮者に就任した。フィンランド放送交響楽団のデビュー後、フィンランドやスカンジナビアで一流のオーケストラを定期的に指揮している。2006年より、フィンランドのコッコラ・オペラの首席指揮者も兼務している。
フィンランド放送交響楽団は、フィンランド放送協会が運営するオーケストラ。フィンランド放送交響楽団は国営放送局が創立した1年後の1927年にたった10人の演奏家によって立ち上げられたが、1960年代には交響楽団と呼べる規模にまで成長をした。歴代の首席指揮者には初代がトイヴォ・ハーパネン、1950年からニルス=エーリク・フォウグステット、1962年パーヴォ・ベルグルンド、1971年オッコ・カム、1977年レイフ・セゲルスタム、1987年ユッカ=ペッカ・サラステ、2003年からはサカリ・オラモが歴代の首席指揮者を務めている。2002年秋には創立75周年を迎えた、フィンランドを代表するオーケストラの一つ。オラモ氏はバーミンガム市交響楽団の音楽監督でもある。