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音大受験の入試科目


 音楽大学の入学試験では一般的に以下のような科目が課されます。どの専攻でもほぼ共通ですが、専攻によっては、これ以外の科目もありますので詳しくは各大学の入試情報で確認しましょう。


専攻実技試験
 音楽大学の専攻実技試験は、ピアノ科ならばピアノ、声楽なら歌が、ずばぬけて上手ければ、だいたい合格圏内に入ってきます。その他の科目は、一般の大学の入試科目の難易度に較べれば、それほど困難なものではありません。そのくらい重要視されるメインの科目です。実技は課題曲と自由曲がある場合が多く、曲数や指定時間も各校によって異なりますので、各学校の入試情報で確認しましょう。


副科ピアノ
ピアノ科以外の学科を専攻する全員に科されます。自由曲1曲という場合が多いですが、その場合、ベートーヴェンやモ―ツァルトのソナタの第1楽章または終楽章を弾く場合がほとんどです。ピアノ科ほどの難易度は求められませんが例えば、作曲科や学理科、教育科などはかなり高いレベルが求められます。逆に管打楽器専攻や、声楽専攻などは止まらずにとりあえず弾けていたら良いといったところもあります。大学によっては、ハノンなどの課題もある所がありますので、詳しくは各大学の入試情報で確認しましょう。

楽典

 楽典とは音楽の基礎知識の問題です。音楽理論ともいいますが、どちらかというと、音楽理論のうちの初歩的な部分をさしていいます。その多くは、楽譜についての記譜上の約束事や音楽のルール等の事です。内容はさほど難しくはありません。どんな問題の傾向なのかは、各学校によって多少異なりますので、資料を取り寄せて問題の程度や過去問を見てみましょう。普通は大学に入学してからは楽典の授業がないので、入試で非常に重視する学校もあるようです。


聴音

 ピアノで弾かれる音楽を楽譜に書く試験です。メロディ聴音と和声聴音があります。どちらも開始音かその調性のTの和音(たとえばハ長調の場合はドミソの和音)が弾かれた後、30秒程度の間隔を空けて、4〜5回弾かれ、その間に五線譜に採譜していきます。メロディ聴音のコツはまず拍を数えながら音のみを小さく書きこみ、2回目以降にリズムを書いていきます。和声聴音はまずソプラノ、次にバス、最後に内声を聴き取るのがコツです。


新曲視唱
 以前はソルフェージュと呼んでいましたが、現在では楽典、聴音も合わせてソルフェージュと呼ぶ事が多いようです。8小節から16小節くらいの旋律が書かれた楽譜(多くの場合試験のためにつくられたオリジナル)を30秒ほど見て、声を出して歌います。音程とリズムの正確さの試験なので、声質は関係ありません


コールユーブンゲン
 歌の基礎教科書であるコールユーブンゲンをあらかじめ勉強しておき、当日指定された任意の1曲ないし数曲を歌う試験です。コールユーブンゲンをまるごと1冊覚えていけば、とりあえずテストはクリア出来ます。ピアノ専攻で試験科目になっているところは少ないでしょうが、聴音と新曲とコールユーブンゲンから2つ選択というところもあるかもしれません。また声楽専攻では必須のところが多いようです。


英語、国語、小論文
 これに関しては、一般大学とあまり変わりませんが、国語と外国語は、基礎的な問題を中心に、高校までにどの程度の実力を身につけているかを判定するための学科試験です。音大の場合、参考程度にする場合がほとんどですが、実技でどれだけ高得点をマークしても、学科試験の点数が悪ければ当然合否に影響します。、音楽の勉強に時間を取られて、学科のテスト勉強がおろそかになるのは良くありません。一科目ごとの得点を着実にあげることを心掛けてください。また大学入試センター試験を利用するところも多いようです。詳しくは各大学の入試情報で確認しましょう。







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