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 リサイタルの開き方 〜ピアノリサイタル開催マニュアル〜
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ピアノリサイタルの開き方 〜ピアノリサイタル開催マニュアル〜

コンサートの企画から準備・当日までの流れ

チケット販売とPR<広報物>

チラシ・ポスターの制作 

チケットの配布と前売り

チケット販売の管理

広告・告知・パブリシティ

招待状の作成と送付 



チラシ、ポスターの制作

 チラシ・ポスター等の広報物の役割はその内容を知らせることです。イメージにとらわれすぎて何のチラシか分からないものもありますが、出来れば一見して内容がわかるようなデザインがよいでしょう。

 そして、チラシには必ず記載が必要な項目がいくつかありますので、出来上がってから、刷り直しなどということのないように、校正の時によく確認しましょう。チラシ・ポスターを作る際に必要な項目を記載してみます。

<必ず記載する項目>
公演のタイトル
公演の日時
公演の開演時間(開場時間)
公演の会場
出演者名

演奏曲目
入場料(自由席、指定席、消費税)
入場券販売方法
主催者名
主催者連絡先(電話番号)

<できるだけ記載したい項目>
出演者のプロフィール
出演者の写真
共演者名(いれば)
共演者のプロフィール
共演者の写真
公演場所の地図
会場までの行き方の説明
曲目等などの英語・原語の表記(本来外来語であるものの)

出演者の名前(ローマ字表記、読み方が難しい人は特に。)
ホームページアドレス(あれば)

FAX番号
問い合わせメールアドレス
主催者の住所

乳幼児の入場制限について

<必要に応じて記載する事項>
共催団体・会社名
協賛団体・会社名
後援団体・会社名
協力団体・会社名

託児所等の案内
キャッチフレーズ等

チラシ作成チェックリスト 


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チケットの配布と前売り 

 ほとんどのチケットを関係者に販売するリサイタルでも、チケットはプレイガイド、インターネット予約や、また問合せの電話等を通じて誰でも買うことができるようにしておくことが必要です。プレイガイドは大きなものがいくつかありますが、リサイタル等などでは一番大手の「電子チケットぴあ」だけでよいでしょう。

 主なプレイガイド、インターネットの会社は以下のとおりです。それぞれに委託の依頼をする必要があります。

■電子チケットぴあ  クラシック専用(オペレータ 0570-02-9990)
■ローソンチケット 演劇・クラシック専用(オペレーター対応) 0570-00-0407 
■CNプレイガイド オールジャンル(オペレーター対応) 0570-08-9999
■e+(イープラス) インターネット予約 http://eee.eplus.co.jp/
■楽天チケット インターネット予約 http://ticket.rakuten.co.jp/
■Yahoo!チケット http://tickets.yahoo.co.jp/

東京文化会館での催し物:東京文化会館チケットサービス

東京芸術劇場での催し物:東京芸術劇場チケットサービス

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チケット販売状況の管理 

 自由席と指定席でチケットの管理方法は異なります。ピアノリサイタルでは殆どの場合が自由席になりますので自由席の管理について考えてみます。

 リサイタルの場合のチケットは殆どの場合が演奏者自身の関係者で販売していくことになります。お弟子さん、友人、親戚がその対象となります。

 自由席の場合はホールのキャパシティに対して最大約120%ぐらいは販売しても大丈夫でしょう。(500席の会場では最大で600枚くらいのチケット販売が可能だということです)コンサート会場はどこもキャパシティ以上にお客さんを入れるのを消防法で規制しています。特に公立のホールでは立ち見が出ることを禁じているホールもあります。そういったホールでは自由席のチケット販売は少し少なめに販売することが必要です。万一立ち見になる場合には補助席を許可してくれるホールもありますが・・・。

 次に指定席ですが、指定席のメリットはお客さんが好きな席を確保できることですが、販売には手間がかかります。ご自身で販売する場合は1枚1枚の席についてその空き状況をチェックしていかなければなりません。

 どなたかお願いできる方やマネージメントに委託する場合を除いて指定席はおススメできません。また当然ですがホールのキャパシティ以上の枚数の販売は出来ません。


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広告・告知・パブリシティ 

 広告の目的には2つあります。一つはチケットの販売促進のため、もう一つは広報的な目的です。出演者の知名度が高かったり、また際立ってよい企画ものですとチケットの販売促進が期待できますが、新人演奏会やリサイタルの場合は広告や広報によってチケットが多く売れるということはまず期待できませんので、この場合はより広報的な目的になります。

 広告には有料広告と無料告知の2つがあります。有料広告は広告代を支払えばどんなところにも掲載は可能です。広告は出来るだけ費用対効果が望めるものから掲載をしていきます。費用対効果の比較的高い広告としては朝日新聞の朝刊や夕刊のクラシック関連の催事広告欄が人気があります。定期的に掲載されますので読者の方でもそれを知っています。

 また月刊誌「音楽の友」や音楽ホールなどに置いてあるフリーペーパー「ぶらあぼ」などの囲み広告も効果的かと思います。広告の掲載については、新聞、雑誌の掲載欄の隅に広告の掲載申し込みについての案内がありますので、そこに問い合わせます。また有料広告を掲載すると、記事欄にも載せてもらえることもあります。


 次に無料の告知ですが、音楽関連の月刊誌、週刊誌、新聞のコンサート案内欄や催事案内欄への無料掲載をしてもらう方法です。この場合は掲載する側に選択権がありますので、必ず掲載されるとは限りませんが、掲載誌(紙)側でも情報がないと成り立ちませんので、情報を売りにしている雑誌等には掲載される確率が大きいでしょう。

 また、中には無料ご招待などの欄があるところもありますので申し込みをするのもよいでしょう。ただし、どこの雑誌にも受付の期限があります。特に月刊誌は〆切が早いので、チラシ等の宣材は早めに準備する必要があります。


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招待状の作成と送付

 招待状には2つの目的があります。一つは師事した先生方やお世話になった方々へのご招待用です。またチケットをお願いした方にもお礼に差し上げます。出来るだけ手渡しがよいのですが、遠方のかたには郵送でもよいでしょう。

 招待状は封筒とセットになったものが一般的です。封筒にチラシと招待状を入れ、封筒の裏には住所と名前、連絡先を記載します。招待状の文面には決まりはありませんが、招待状に送り先のお名前を記載しておくとよいでしょう。これは当日にどなたが来場されたかが確認できます。(代わりの方が来ることもありますが)

 そして御礼状を出す際に便利です。それから日時、会場、主催者の連絡先、末尾には「1葉で1名のみ入場が出来ること」「受付で提示する」旨の文章を入れます。そして封筒には住所と電話番号を載せて出来上がりです。


招待状の文面見本

 もう一つの目的は音楽関係者への告知記事や評論などをお願いするために、音楽関連の月刊誌、週刊誌、新聞のコンサート案内欄や催事案内欄にチラシと一緒に同封するためです。ご招待したからといって来聴していただけるかは先方次第ですが、通常はほとんど来場しないと思ってよいでしょう。送付先の主なところは次のとおりです。


音楽関連誌(紙)一覧









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