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ステージ・マネジャー

 オーケストラのコンサートにはステージ・マネージャー、通称「ステマネ」と呼ばれる人がいます。コンサートの場合は指揮者、ソリスト、楽員の出入りを促したり、楽員の椅子や譜面台動かしたり、ステージのセッティングをしたりする人です。

 通常コンサートに行っても聴衆はあまり会うことがありません。オーケストラの場合、ステージマネージャーは裏方の責任者として大変忙しい仕事です。

 ステージマネージャーになるのには一般的には、オーケストラの楽器スタッフやステージ・マネジャーのアシスタントをしながら仕事を覚えていきます。現在、日本のプロオーケストラは30余団体があります。

 まず、練習前にプログラムをチェックし、出演する楽員数を確かめて椅子と譜面台を決められた場所に並べることから始まります。コンサート会場と練習所は離れているころが多いので、大型の楽器や特殊楽器をホールまで運び込む作業があります。そして公演当日のセッティング。演奏会場によって、ステージの広さ、ホールの響きなどを考慮して微妙に変えていかなければなりません。

 いよいよ本番となりコンサートの進行のすべてをつかさどります。本番終了後は楽器の運び出しが完了してようやく仕事が終了します。これらの作業をアシスタント・ステマネと数人のスタッフによって行います。

  ステージマネージャーの仕事 (詳細)

ステマネの仕事は出演者が演奏に専念できる状況を作り出す、本番当日の流れを演出的側面をも含めてとどこおりなく運ぶことがその仕事のすべてです。舞台の展開・演奏はスムーズに進行してあたりまえの世界です。

心構えとしては必要最低限の指示を出演者に出す以外は、出演者の雑用係に徹するのが肝心です。

(公演当日)

  楽器の搬入

・楽器はデリケートで高価なため運搬には大変気を使っています。楽器を積む順番、場所、効率よく行うには経験が必要です。

  楽屋周りの準備(主催者が行うことも多い)

・楽屋割り、名札の用意と掲示

・お茶の用意(ホール備え付けのものを使用することが多い)

・弁当の用意・から箱の回収等

・通行証の配布等

  ステージのセッティング

・譜面台・椅子のセッティング(所定の位置に並べた後でステマネは最終調整を行います。指揮台と弦楽器との位置関係や椅子と椅子との間隔、プルト間の距離、譜面台の高さ、指揮者用譜面台の高さ、指揮者用バス椅子の高さなどの微調整を行います。)

  当日のホール技術者との打ち合わせ(照明・音響・反響版、アナウンス等)

指揮者やソリストなどと進行に関する打ち合わせをします、併せてホールの技術スタッフと進行スケジュールについての確認を行います。

  開場時間から終演まで

・ステマネが開場の指示を出します。開場したら開演までの間は出演者に対して進行状況の連絡をします。また様々な理由から、開演時間を遅らせたりする場合の決定や伝達も行います。

・楽員がステージに入るキュー(きっかけ)を出し、全楽員がステージ上で所定の位置に落ちついたらコンマスに入場のキューを出し、続いて指揮者、ソリスト等の出演者に入場のキューを出します。

・公演中に楽器等ののセッティング変えがある場合は移動を行います。移動位置はリハーサル時に決めた位置をばみり(ステージ上に譜面台の位置などをマークする)をしておきます

・演奏終了直後はステージで使用したスコアや花束、ハンカチ、スペアの指揮棒などを、指揮者やソリストに返します。

  終演後

・楽器の搬出と同時にステージ周り、楽屋周りの片付け復帰を確認し楽屋の鍵等の返却をします。








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